山本くにおの気まぐれコラムです。政治のこと、日常のできごとなど、思うことをを書いていきます。

     山本くにおの 気まぐれコラム            トップページへ





<<前のページ | 次のページ>>
2023年3月19日(日)
こくた国会対策委員長 樟葉駅で演説

     

 18日の土曜日、こくた恵二衆院議員・国会対策委員長が八幡入り。府議選に挑戦する、かめだ優子・現市議とともに樟葉駅、コノミヤ前、ムサシ前の3カ所で訴えました。各地点では、森下よしみ府議、巌博、中村せいこう、さわむら純子市議、市議会に挑む中村のり子さんも参加しました。写真は樟葉駅での訴えの様子で、松岡ちひろ枚方市議も一緒に演説しました。

 政府は、日本から中国、北朝鮮位まで届く長射程のミサイルを購入し、相手国からの反撃で日本各地が戦争に巻き込まれる危険な大軍拡を進めています。軍拡と銀二年収で挑発を続けるのではなく、戦争を回避するための外交と対話の努力を重ねるべきです。
演説では、憲法を生かし、平和とくらしを大切にする政治をと呼びかけました。

 男山地域のセンターは4月の市議選の時には山本選挙事務所になりますが、ここに、かめだ優子の連絡所看板も設置できました。シャッター上のところに横位置で設置したので、昼夜を問わず、よく目立ちます。

      

2023年3月5日(日)
3月議会始まる

 八幡市3月議会が始まっています。代表質問を終え、一般質問はあと3人を残すだけです。
 議会に提出された予算案や条例改正案には、12月議会での子育て支援の請願が採択されたのを受け、4月から高校生の入院医療費を無料化する予算と条例案が含まれています。また京都府の予算案には、子どもの医療費助成を小学生以下の子どもは無料化(負担上限を月200円)することになります。これにより、中学生まで無料化している八幡市の財政負担は年間1700万円軽減されます。八幡市は、入院費について高校生まで無料化するのは大事な前進ですが、市の財政負担の軽減効果を考えれば、府の制度改正に合わせて通院費の無料化(年1800万円)に踏み切るべきだと思います。

◇3つの値上げ…水道料金、学校給食費、国保料
 こうした前進面の一方で、八幡市は来年度水道料金の18%値上げ、学校給食費、国民健康保険料の3つの値上げを打ち出しています。物価高騰でくらしが大変なこの時期に、こうした値上げは避け、暮らしを応援する立場に立つべきです。
 亀田議員が代表質問で、水道料金値上げを中止すること、上下水道基本料金の減免を迫りましたが、市はいずれも拒否しました。
 学校給食費は、小・中学校に値上げをおさえるために1500万円を計上していますが、4月から給食費を1食あたり小学校30円~中学校40円値上げします。12~14%の値上げとなります。府が市町村の給食負担軽減のための取り組みに助成する制度を立ち上げますが、こうした制度を活用して値上げを回避する立場に立てないのでしょうか。12月議会で採択された請願は学校給食費の無償化もうたっているのに、八幡市の姿勢は逆行しています。
 国保料は、4人家族、年間所得200万円の世帯で年間4840円の値上げです。近年、値上げを回避するための努力を続けてきたのに残念です。国や京都府が国保運営の広域化・統一化して、自治体の国保料の値上げを進めようとしていますが、これに同調する動きです。
 水道料金、学校給食費、国保料の値上げに対して、議員がどういった態度をとるのかも問われています。水道料金値上げは昨年3月議会で、日本共産党以外の会派が賛成しました。学校給食や国保料の値上げにたいし、真正面から問題点を指摘する姿勢が求められていますが、日本共産党以外にそうした問題に挑む論戦が見られないのが寂しい現状です。日本共産党は、悪政の問題点をキッパリ指摘し、くらし応援のための提言にがんばりたいと思います。

2023年2月19日(日)
田村智子副委員長らと街頭演説


      

 18日、男山ライフ店前で田村智子参院議員・党副委員長を招いての街頭演説をしました。約130人が参加。森下よしみ府議の司会で始まり、かめだ優子府会予定候補(現市議)が水道料金値上げの引き金になっている府営水道の契約を見直し、値上げストップ、18歳までの医療費無料化、学校給食費の無償化など子育て支援、安心できる医療と介護の充実を訴えました。

 僕が5人の市議予定候補を紹介し、八幡市では3月議会の予算案で高校生の入院費の無料化が予算化されたことを紹介し、日本共産党と市民の共同こそ政治を変える一番の力と訴えました。
 田村副委員長は、日本共産党を伸ばして大軍拡・大増税をストップし、子育て世代や高齢者の暮らしを応援する政治をと呼びかけました。

           

2023年2月17日(金)
4月から高校生の入院費無料化へ

 八幡市は16日発表した来年度予算案、条例案で、4月から高校生の入院の医療費を無料化(月200円)することを盛り込みました。昨年12月議会で、高校生の医療費、学校給食費の無料化など子育て支援を求める2件の請願が全会一致で採択され、さっそくその効果が表れています。
 また、1月に発表された京都府の来年度の予算案や方針で、子どもの医療費助成の拡充、学校給食費の負担軽減に取り組む市町村への支援などが打ち出されています。
 京都府の医療費助成制度は遅れていましたが、ようやく前に進みだしました。
 府の助成制度の改善内容と八幡市の財政負担の影響をまとめてみました。

◇京都府の通院医療費助成制度
 0~2歳の自己負担は月200円、3歳~中学生は月1500円に設定し、府が助成する。
 ⇒月200円の自己負担は0歳~小学生に拡充。

◇八幡市の負担額
 八幡市が中学生まで医療費無料化するために年間4300万円を繰り入れていたが、府の制度改正により、年間1700万円の負担が軽減される。
 高校生まで医療費無料化するのに必要な財源。入院は330万円、通院は1800万円。
 
 このように、府の制度改正を受けて、八幡市は高校生の通院も含めた医療費無料化を実施する具体的な展望が見えてきました。
 府が創設する子どもの教育のための総合交付金に、学校給食費の負担軽減への支援が盛り込まれたことも大切な変化です。これまで府は、学校給食は市町村の事業として、支援策を拒否していましたが、これを転換し、自治体を支援する立場を表明したことは大事な意味を持ちます。制度の具体的な内容をつかみ、生かしていけるようにしていきます。
2023年2月9日(木)
来年度予算で緊急要望

 日本共産党八幡市議団は7日、市に対し来年度予算に向けた緊急要望43項目を提出しました。(写真)

       (撮影:中村正公市議)

 要望事項は43項目。新型コロナ対策では、政府が春にも感染症5塁への緩和を検討している異に関し、検査や診療において国民の負担が増えないよう求めたほか、山城北保健所の強化や介護などの福祉施設でクラスターが発生した場合の隔離・療養体制の確立などを求めました。また防衛力強化資金の名目で医療機関のための積立金、コロナ対策の未使用分を流用しないよう政府に働きかけることなどを要請しました。
 暮らしの問題では、4月からの水道料金値上げを中止または延期すること、物価高騰対策として上下水道の基本料金を減免することを提起しました。
 12月議会で子育て請願が全会一致で採択されたことを受け、高校卒業までの医療費無料化を要求。市は入院については無料化を検討すると約束し、京都府予算でも秋からの助成制度を拡充する方針で、これに伴う市の独自負担が軽減される財源を活用して、市として通院まで広げることを迫りました。
 学校給食費の負担軽減をめぐっても、府が「市町村の仕事」としてきた従来の姿勢を転換し、市町村の給食費負担軽減や地元産食材の活用、栄養士の配置などで新たな助成事業を打ち出したことから、市としての給食費負担軽減策の具体化が必要です。物価高騰に伴う給食費の値上げを回避する対策を提起しました。
 そのほか、バス交通対策を充実するため、市の公共交通対策予算を当面2倍に増やし、バス会社への支援、コミバスやデマンド交通の拡充に活用するよう提案しました。
 詳しくは、予算要望書をご覧ください。
 ★2023年度 八幡市予算に対する緊急要望書

2023年2月2日(木)
八幡市役所にサギ現る

 市役所の新庁舎が開庁して、もうすぐ1ヶ月が経ちます。建設工事が終了して以降、静けさが戻ってくると、夜には市役所周辺の樹木にサギが戻ってきました。昨日撮影したときには6羽いました。(写真をよく見るともう1羽いるかもしれません)

           

  


 日中は木津川や大谷川、田んぼでエサを食べ、夜は普通、池や川に張り出した木の枝に寝泊まりするのですが、
市役所周辺は静かで居心地がいいらしい。キツネやイタチのような外敵に襲われる危険性が少ないからかなぁ。
 サギが安心して住むことができる市役所でありたい。
 

2023年1月28日(土)
大雪の日に政府要請行動

       

 25日、全国が大雪だった日に、京都府委員会からオンラインで4つの省庁に要請行動。倉林参院議員にはお世話になりました。10時開始に間に合わせるため、バスが動かない中、男山から樟葉駅まで45分かかって、雪道を歩きました。
 要望項目は19項目。要請先は内閣府、国土交通省、文部科学省、厚生労働省。
 子育て支援では、①子どもの医療費無料化を国の制度として実施すること、②学校給食費の無償化のために、国が支援を――などを求めました。
 子どもの医療費は、全自治体が何らかの医療費助成を実施しているのに、国は無料化を実施せず、就学前までの医療費について3割負担を2割に軽減するだけでお茶を濁しています。(何もやらないより、ましだけど)
 それどころか、自治体が実施する子ども、老人、障害者の医療費助成にたいして、ペナルティをかけて、国の交付金を削減することまでやっていて、支援どころか、水をかけるような冷たい態度です。
 岸田自公政権は、「子育て支援」を掲げていますが、その財源は示さず、見かけ倒しの政策と言わざるを得ません。
 子育て支援を口にするのなら、せめて、こどもの医療費の負担軽減を国の制度として実施すべきだし、子育て支援に取り組む自治体を応援してほしい。
 これは、学校給食費の無償化も同じことが言えます。
 小池晃・党書記局長が27日の参院・代表質問で指摘したように、「小・中学校の給食費は憲法通りに国の責任で無償化すべき」です。
 介護保険の問題では、政府が介護保険の負担を25%の約束通り負担することを求めました。
 介護保険では、利用者の1割負担の残りの費用のうち50%を国・都道府県・市町村を公費、残り50%を第1号、第2号保険料でまかなうルールです。
 国は25%を負担することになっているのに、うち5%相当は調整交付金としており、高齢化率や高齢者の所得などで判断して「調整」しています。八幡市の場合、2021年度は1.46%に低下しました。5%との差額は年間1億9600万円に上ります。介護保険スタート時には3~4%だったのが、年々低下しています。
 しかも、国の減額分の補てんは65歳以上の介護保険料でまかなうこととなり、八幡市の65歳以上の介護保険料を14%押し上げていることになります。
 国の交付金の減額をなぜ高齢者が負担しなればならないのか――このことを問いかけても、厚労省からはまともな回答はありませんでした。
 大軍拡をやめて、くらしと平和を守る政治に転換しましょう。

    
 オンラインによる省庁要請の様子。

2023年1月19日(木)
岸田政権はどこまで暴走し続けるのか!

 岸田自公政権は、どこまで暴走を続けるのだろうか。
 日米首脳会談では、アメリカの長距離巡航ミサイル・トマホークを購入する方針を示しました。閣議決定した安保3文書で敵基地攻撃能力の保有と大軍拡を明記しましたが、これを忠実に具体化しています。
 これまで政府は、日米安保条約の下、自衛隊が「盾」の役割を担い、米軍が「矛」の役割を担うと説明してきました。しかし、トマホークの保有や敵基地攻撃能力を持つことは、日本が相手国に攻め込む役割を担うことになります。こうした重大な方針転換を選挙で国民の信を問うこともなく、国会や国民に説明することもなく、閣議決定で大転換を決定し、真っ先にアメリカ大統領に報告しました。岸田政権のこうした姿勢は、独立国の政府とは言えない振る舞いです。
 マスコミの世論調査では、防衛費(軍事費)増額の財源を増税で確保することに「反対」が71%に達しました。(TBS系のJNN調査)
 自民党の重鎮からも
 岸田自公政権のに対し、自民党の重鎮からも批判の発言が相次いでいます。
◇河野洋平元総裁…「反撃能力というのは威嚇だ。明らかに武力による威嚇を予算化しようとしている」(7日、TBS系「報道特集」)
◇古賀誠元幹事長…敵基地攻撃能力の保有は「完全に専守防衛を逸脱してしまう」(「東京」昨年12月16日付)

 日米共同声明は、中国や北朝鮮に対し、日米同盟の強化で対応すると述べ、オーストラリア、インドとともに対中国の包囲網づくりを掲げています。こうした軍事ブロック的対応は、地域の分断と緊張を高め、軍事対軍事の悪循環を激化させます。戦争のリスクを大きくします。
 アジアでは、ASEAN(東南アジア諸国連合)は、中国を含む地域のすべての国々を包み込む平和の枠組みを目指しています。こうした取り組みは、東南アジアでは効果を上げ、紛争や緊張を戦争にさせないための平和の枠組みとして成長しています。こうした取り組みをアジア全体に広げること、ウクライナへのロシア侵攻では、国連を舞台にした国際的な戦争回避、平和のための対話が必要になっています。
 岸田自公政権の、戦争する国への変質、大軍拡・大増税を食い止める共同と世論を広げるために力を尽くします。

2023年1月17日(火)
無料低額診療

 経済的な理由で病院の診療費の支払いが難しい人のため、医療機関が窓口負担を無料または低額に減免する制度があります。
 市町村民税非課税世帯の方、世帯の所得が生活保護基準額の1.3倍から2倍未満等の方が対象で、国籍は問いません。貴重な生活支援の制度なのですが、実施主体は医療機関なので、受けられる病院が限定されます。
 無料低額診療を実施する医療機関を増やすよう、市議会の質問などで取り上げてきましたが、八幡市ではなかなか前進していません。市のホームページで見ても、実施しているのは京都府南部では宇治市(1医療機関)、長岡京市(3医療機関)の4カ所だけです。
 この制度を利用できて助かったという八幡市民の方もおられますが、これまで市の広報、周知が弱いという問題がありました。昨年の質問で、広報の改善を求めてきましたが、昨年、ようやくホームページに掲載されました。少し前進です。
 同時に、先ほど書いたように、この制度を実施して低所得者への医療支援を実施する病院を増やすことが必要です。

      

2023年1月12日(木)
子育て応援!医療費、給食費、2つのゼロ

 統一地方選挙に向けた日本共産党の政策ポスターができました。合計6枚ありますが、八幡市議会にぴったりのポスターを紹介します。子育て応援のポスターです。

●18歳まで医療費ゼロ
●学校の給食費ゼロ


 12月議会で、日本共産党が紹介議員になった子育て請願含め2つの請願が全会一致で採択されました。
 毎年取り組んできた教育・子育て請願が採択されたのは初めてです。その内容は18歳までの医療費無料化、学校給食費の無償化、八幡での小児夜間救急の拡充、学校の先生の増員などです。
 請願採択を受け、八幡市は中学生までの医療費無料化を高校生については入院費の無料化を検討すると約束しました。半歩前進です。しかし、実施時期は明言せず、来年度予算に反映するのかと問うても、具体的な答弁を避けました。通院費の無料化については、まだ口を濁しています。
 今回のポスターは4つのテーマのうち、「2つのゼロ」を掲げています。市民のみなさんと世論を広げて実現を迫ります。


2023年1月1日(日)
明けましておめでとうございます 戦争のない世界へ

 新年あけましておめでとうございます。
 ウクライナへの侵略で戦争が長引き、終結どころか、軍事ブロックの対決の様相が強まっています。国連憲章の立場に立ち、軍事ブロックではなく、分け隔てない対話と協議の中で、戦争のない世界に踏み出すことが必要ではないでしょうか。
 ヨーロッパでも、軍事対決による軍備拡大から脱却する動きが広がっています。アジアでは、ASEAN(東南アジア諸国連合)を軸に、長く続いた戦争から抜け出し、紛争を武力で解決せず、対話で解決する道筋が形成されています。中国を含め東アジアでも、対話による平和を作り出す努力が不可欠です。
 今年は、軍備拡大、増税・暮らし破壊をストップするため力を尽くします。
 国政でも地方政治でも、暮らしを応援する社会を実現するため、ご一緒にがんばりましょう。

           

 妻が作ったウサギのイラストです。